4:売上の仕組み

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売上に関する基本的考え方と仕組み


本資料は、一般社団法人みんなでマルシェ(以下、当法人)におけるCSR(企業の社会的責任)に基づいた「売上(収入)」の管理構造をまとめたものである。当法人の収益管理における最優先事項は「事業の透明性」の確保にあり、その根幹は
「マルシェ開催売上」と「法人売上」を区分管理します。

主な要点は

  • 資金の物理的隔離:会計上のみならず、銀行口座レベルで資金を完全に分離し、資金の混同を厳格に禁止している。
  • マルシェ収益の公共性:マルシェ開催に伴う出店費収入は、運営経費を除いた全額を支援団体への寄付原資とする。
  • 不正リスクの排除:出店者数の事前公開(オープンデータ化)と完全キャッシュレス決済の導入により、数値操作や現金紛失、未記録などのリスクを徹底的に排除している。
  • 法人の自立維持:法人自体の維持管理費は、マルシェの寄付原資とは切り離された「法人売上(コンサルティング、セミナー等)」によって賄われる。

1. 収入の2大区分と管理原則

当法人は、資金の使途と透明性を明確にするため、収入を以下の2つのカテゴリーに峻別し、混同を固く禁止する管理原則を導入している。

区分内容主な使途
マルシェ開催売上各会場でのマルシェ開催に伴う
「出店費」収入
運営経費を除く全額を支援団体への寄付原資とする
法人売上マルシェ以外の法人独自の活動
(コンサルティング、セミナー等)
法人の維持管理費(人件費、家賃等)にのみ充当

管理の目的

  • 透明性の証明:資金の流れを明確にすることで、法人の健全性を対外的に証明する。
  • 混同の禁止:寄付原資となる資金と、法人の運営資金を物理的に切り離す。

2. マルシェ開催売上の運用ルールと透明性確保

マルシェ開催売上については、事後的な数値操作や不正を防止するため、厳格な算出式と公開プロトコルを設定。

① 算出式と出店基準

  • 売上の定義:売上 = 出店費 × 出店者数
    • 出店者の当日販売額には一切関与しない仕組みを採用している。
  • 出店単位:原則として「1屋号 = 1テーブル = 1出店」と定義する。
    • テーブルに余剰がある場合に限り、事務局判断で複数使用を認め、追加の出店費は徴収しない。
  • 出店費の設定:駐車料および出店料込みで1出店費10,000円以内とし、理事会での協議を経て事前に明示される。

② オープンデータ化による相互牽制

第三者による検証を可能にするため、以下の情報を事前に公開・共有する。

  • 会場担当部署への共有:前日までに「テーブル配置図」を共有。
  • 公式HPでの公開:前日までに「出店者リスト」を公表。

③ 現場での徴収方法(完全キャッシュレス化)

現金紛失や記録漏れを防ぐため、以下の体制を敷いている。

  • タイミング:開催当日の朝礼後に徴収。
  • 決済手段:事務局が管理する電子決済(電子マネー等)に限定し、デジタル記録を確実に残す。

3. 法人売上の対象項目と管理体制

マルシェの寄付原資を保護し、法人の自立的な運営を維持するため、「法人売上」は独立した枠組みで管理される。

① 法人売上の該当項目

以下の収入はマルシェの寄付原資には含まれず、法人の維持管理に充てられる。

  • コンサルティング収入:事業者や自治体等への業務提供。
  • セミナー・講演収入:研修や講演会等の実施。
  • 法人への寄付金・協賛金:法人自体の活動支援を目的とした資金。
  • その他事業収入:上記に付随する、マルシェ以外の独自活動による収入。

② 口座管理と使途制限

  • 専用法人口座の運用:法人売上はすべて専用の法人口座へ入金され、マルシェ用資金に区分される。
  • 使途の限定:これらの資金は、事務局の人件費や事務所家賃といった「法人の維持管理費」にのみ充当することが義務付けられている。
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